あたりまえだけどなかなかできない説明のルール (アスカビジネス)
- 作者: 鶴野充茂
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「君は何を言っているの?」と言われた入社3年目のときに購入し、眠りに眠らせてやっと読みました。
感想
読み始めは、自分が求めていた説明する上で重要とすべき事に触れていましたが、途中から具体的なシーンでの説明ではどんな事を注意・意識したら良いのが書かれている印象でした。
説明する上で重要な事は、次のことだと改めて思いましたし、そこが重要なんだと感じました。
- 自分が何を伝えたいのか?
- 自分がはじめてそれを聞いて理解できるのかどうか?
- 話を聞けば相手も自分と同じイメージを共有できるのかどうか?
- 誤解が生まれにくい表現を使っているのかどうか?
何を伝えたいのか?が分からないということは説明したいこと自体を理解できてないはずです。理解せずに説明すると相手も理解なんてできません。
改めて、自分自身が本当に説明しようとしている事を理解できているか考えるようにしていこうと思いました。
ただ、これを3年目の自分が説明したいことや聞きたいことを理解して説明できるのかと考えるとそれは無理だなと思います。
当時は、技術に関する知識がまだなく、何が分からないことも分からないという状態。
きっとこれを当時読んでたらさらに自分が悪いと負のスパイラルに落ちてたでしょう。
今の自分には必要な情報だったので、眠らせた甲斐がありましたw
上司に「君は何を言っているの?言っていることが分からない」と言われたことがある方は読んでみてはいかがでしょうか?