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【書評】図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書 を読んだ

年末の休みを利用して「図解即戦力仮想化&コンテナがこれ 1 冊でしっかりわかる教科書」を読んだので、感想を書きたいと思います。

目次

1章 仮想化の基礎知識
2章 仮想化のしくみと技術
3章 コンテナ技術の基礎知識
4章 コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker」
5章 コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes
6章 クラウドのコンテナサービス

感想

仮想化とは何よ

仮想化とは何か? というところの1章から始まり、仮想化を実現するための技術や仮想化がどのような技術領域で使用されているのかが 2 章で紹介されています。
仮想化= VM(VirtualMachine) というイメージだったので VM のことしか書かれていないのかと思っていた。
だけど、思っていたのとは違って、ネットワークの仮想化のことも書いてあった。
ちょうど、NFV 関連の言葉が分からず、困っていたので助かった。

Docker や Kubernetes を勉強する初学者にはおすすめ

3 章ではコンテナの始まりとコンテナがどのようなところで生きるかのコンテナのメリットが書かれています。
4章、5章では、Docker と Kubernetes のことが書かれていて、ここは1、2章の倍のページでそれぞれの解説が書かれています。
Docker や Kubernetes を勉強する初学者は Docker や Kubernetes の技術書を読む前にこの本で全体の概要を頭に入れることで技術書の内容が頭に入りやすくなると思う。
本当に事前知識を入れるには良い。

クラウドサービスにも触れている

6章で AWS や GKE などのクラウドのコンテナサービスについて簡単に紹介されている。
本当にざっくり。

最後に

3〜4 日間で 1 日 2 時間ぐらいで読み終えたと思う。
正確には測ってなので、ざっくりな感覚です。
サクッと読めるぐらい文字ばかりではなく、絵もあるしカラフルで読みやすかったです。 Docker や Kubernetes の初学者にはおすすめします。