ヒトリ歩き

愚痴とかいろいろ書きます

【書評】言葉にすれば「悩み」は消える 言語化の魔力

はじめに

『言葉にすれば「悩み」は消える 言語化の魔力』を読みました。
著者の書籍はこれで、4冊目ですが、どれも読みやすいです。

目次

第1章 悩みは解決するな!
第2章 悩みを分析する3つの軸
第3章 悩みを解消する3つの方法
第4章 見方を変えれば楽になる(視座転換その1)
第5章 自分だけで悩まない(視座転換その2)
第6章 言葉にすれば悩みは消える(言語化その1)
第7章 言語化する勇気を持つ(言語化その2)
第8章 行動すれば悩みは消える(行動化)
最終章 悩みが消える究極の方法

感想

冒頭にも書きました。著者の本はこれで4冊目です。
あと書きに書いていたのですが、この書籍は科学的なエビデンス(証拠)を排除して、著者の精神科医としての経験やYoutubeで悩みに答えた体験から絞り出されたリアルな言葉で書かれているそうです。
少しエビデンス部分は残していることも書かれていますが、読んでいる中で難しい科学的なエビデンスの話はほぼなかったと思います。

好意の返報性の法則

自分から「ギブ(与える)」すると、「ギブ」が帰ってくる。心理学でいう「好意の返報性の法則」です。

この好意の返報性の報告の話のところは、一番グッときました。
仕事でもそうですが、忙しい先輩とかがいたときに、その先輩がいつも助けてくれるから何かしてあげたい、助けれることはないだろうかと考えたりします。
これはまさに「好意の返報性の法則」なのだと思います。
最近は忙しさに他者貢献ができてなかったので、ここをまずは改めて行動として実践します。

悩みと向き合って前に進むには?

悩みでいつも頭がいっぱいになって、「どうしよう」「焦る」「つらい」と頭がいつもいっぱいになってしまいます。
まさに、自分のことを書かれてるかと感じましたが、それはワーキングメモリが悩みでいっぱいになってしまっているからで、考えが進まない状態になっているからでした。

自分の悩みと向き合う場合は、ノートに書きながら考えると前に進みます。

ノートに書き出すことでワーキングメモリから悩みを外に出すことで、解決方法を自分と模索することができる。
まさに不安が多い日々を送っているので、これは実践してみないといけないと思いました。

フィードバック

役職がついてからよく大きなミスをしてしまっていることが多いです。
その度に「なんで自分はこんなに出来ないんだろうか」とか「自分はなんでこんなにダメなのか」と思ってしまっています。
そのときにフィードバックをちゃんとしているのか?
と言われると出来ていない。していないです。

失敗、ミスはしょうがない。その事実は変えられないのです。二度と同じミスをしなければいいのです。失敗をあなたの成長につなげるために、フィードバックを忘れずに。

はい。耳が痛いというか目を塞ぎたくなる。
フィードバックはちゃんと出来ていなかったと思います。
ミス、失敗にしてなぜ?失敗したのかミスしたのかと向き合うのはつらくて向き合えてなかったのかもしれません。
ただ、今後のために向き合う勇気も必要ではあるので、フィードバックが出来るように少しずつ向き合えるようにしたいです。

最後に

冒頭にも書きましたが、著者の本は4冊目で今回の本も自分自身にはためになる本でした。

自分の感情、思考は、「言語化」しない限り、他人には伝わりません。言語化することで、はじめて現実が変わるのです。

特に最後に書かれていたこの文章は、この書籍の総まとめだと感じました。
言葉にすることで、悩みや苦しみが楽になるし、他者にも状況が伝わり、未来が変わるかもしれない。
一人で抱え込まずに、何かを変えるために、言葉にすることが大事と理解しました。
自分自身も精神的に落ち込みやすい正確なので、悩みや苦しみを言葉にすることで、未来を変えれるように実践します。
また、著者の本も他にも面白そうな書籍があるので、また別の本も読んでみようと思いました。