ヒトリ歩き

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Valgrind PluginがPipelineで使用できるようになった

どうも。僕です。

JenkinsでPipelineを使用しているのですが、Valgrind Pluginが対応しておらず、プロジェクトのPipelineにValgrindを使用するのを
諦めていましたが、なんとPipelineをサポートしたバージョンがリリースされました!!

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ということで、早速使用してみました。


Pipelineに定義するステップは、Pipeline Syntaxを利用するのが一番なので、Valgrindの設定もPipeline Syntaxを使用します。
Sample Stepのプルダウンメニューから「step: General Build Step」を選択します。
そして、Build Stepのプルダウンメニューから「Run Valgrind」を指定するとテキストボックスなどが表示されるので必要事項を
入力します。
あとは、Generate Pipeline Scriptを実行し、生成されたStepをPipelineのコードに追加します。

ビルド後の設定で行なっていたValgrindの結果の集計は、Build Stepのプルダウンメニューから Publish Valgrind resultsを選択し
必要事項を入力し、Generate Pipeline Scriptで生成したコードに追加します。

ビルドを実行すると、Pipelineの画面にValgrindの結果の集計がグラフで表示されます。
これでPipelineでもValgrindが活用できるようになり、メモリリークを早期発見できるのでプロジェクトでもタイミングをみて追加してみようと思います。