ヒトリ歩き

愚痴とかいろいろ書きます

好きです。心が熱い人。

本屋に立ち寄るとアナウンサー時代によくテレビで見ていた高島市長の著書があったので買ってみました。
軽い気持ちで買いましたが、福岡と福岡市民への熱い想いが綴られており買ってよかったと読み終わる前から感じていました。
高島市長のような熱い人、大好きです。

福岡市を経営する

福岡市を経営する

目次

  • はじめに
  • 挑戦
  • 逆襲
  • 決断
  • 情報
  • 戦略
  • 覚悟

感想

高島市長が福岡市長選に出ることになったきっかけや選挙中のこと、当選してからどのような考えを持ち、政策に取り組んできたのか自身の言葉で綴られています。
その中でも特にどのような考えやマインドで取り組んでいたのか非常に参考になりました。

目に見える「数字」を示すことが突破口

この文章を見たときに「数字」というのはどの分野でも何かを進める上で重要な突破口であるんだなと感じました。

私の職場では、半期に一度上司に業務の成果を説明しています。
例えば、「単体試験を問題なく完了させました」、「XXXXを改善しました。」というように定性的に成果を書いても説得力がありませんが、定量的に「数字」を書くことで成果の説得力が増します。
少し無理やりな例ですが、

「単体試験を予定バグ件数10件に対し、8件で完了しました」

この報告は、バグ検出件数が予定10件に対して8件で品質が良く完了していることが示すことが出来るかと思います。
私が行っている報告と同様に行政の世界でも「数字」の説得力は大きな物なのだと知ることが出来て良かったなと思います。
やはり「数字」の威力は凄まじいです。

スピードは最大の付加価値。
決断はなるべく早く行うことが重要

特にIT分野に関して、スピードがなければ技術力も遅れを取るだけでなく、利益も失うことになるのではないかと思います。
より早くより良いものを提供出来るスピードは本当に最大の付加価値と思います。

私生活に置き換えてみると何か学ぶために書籍を購入する際に私は躊躇することがよくあります。
購入した書籍から支払った金額と同等かそれ以上のリターンを得ることが出来るのか?買い損になるのでは?と考えてしまい買うことにいつも迷ってしまいます。
自らの決断に迷い、学ぶスピードを落としてしまっていました。
学ぶこともスピードと決断が大事であることに改めて気づかされました。

「成功の反対は失敗ではない。成功の反対は挑戦しないことだ!

「成功の反対は、失敗」と私は思っていました。
失敗することで得るものは多いことは頭でも分かっているのですが、やはり失敗するところを人に見られるのは恥ずかしいので、やらないということがあります。
社内でやりたいイベントも呼びかけて誰も賛同してくれなかったらどうしようと不安とやり声をあげるのをやめたりしています。

挑戦しないことには何も変わらないし、何も始まらない。
何かを変える、何かを始めるために挑戦しようと思います。

最後に

始めにも書きましたが本当に軽い気持ちで買ったのですが、他にもグッとくるような提言があり一読してみる価値がある書籍だと思います。
高島市長のような熱い人がもっと首長になってほしいものです。